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いーよ相談

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“ちょっと気になる”を話せる

ママのための相談所

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3

つの安心ポイント

女性医師が
担当

発達専門医が
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顔合わせ
不必要な
オンライン相談

その

悩み

あなた一人だけじゃない

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幼稚園に馴染めていないみたい…

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受診した方が

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話始めるのが遅いかも…

お子さまの成長や発達についての不安や疑問を、
一人で抱え込まずに、
まずはお気軽にご相談ください。
​私たち『いーよ相談』が、安心して一歩を踏み出すお手伝いをいたします。​

お子さまの成長や発達についての
不安や疑問を、一人で抱え込まずに、
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いーよ相談ができること

「ちょっと気になる…」その気持ちを、安心して話せる場所です。
女性医師や発達の専門家が丁寧にお話を伺い、顔を出さずに相談できる
オンライン形式で対応しています。ママの不安に、やさしく寄り添います。

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ママたちのリアルボイス

ポジティブになりました

先生はいつも前向きな言葉で寄り添ってくれるので、いつの間にか私自身も前向きになり、息子とのコミュニケーションも上手くできるようになりました。

誰にも話せなかった孤独感

誰にも相談することができず一人で悩んでいた時にいーよ相談さんに出会いました。オンラインで顔を出さなくていいので気軽に相談することができるのでとてもありがたいです。

自分だけじゃないんだと安心しました

同じ思いを抱える方などのお話も聞けた、先生からも温かい言葉をもらえたことで「一人じゃない」と
実感できました。

心が軽くなりました

完璧な母親でいなければと肩に力が入っていましたが、ここでは自分の気持ちをそのまま受け止めてもらうことができて、心がとても軽くなりました。

お役立ちコラム

**発達障害への偏見・誤解とは?** 専門医が教える正しい理解と向き合い方

**発達障害への偏見・誤解とは?** 専門医が教える正しい理解と向き合い方

はじめに:偏見に悩むのは“お子さんだけ”ではありません 「発達障害と聞くと、どこか身構えてしまう」「周囲に知られるのが怖い」そう感じる親御さんは、決して少なくありません。 その背景には、 発達障害そのものではなく、社会に残る偏見や誤解 があります。この記事では、なぜ偏見が生まれるのか、どんな影響があるのか、そして親として何ができるのかを、専門的な視点と、臨床の経験を交えながら、丁寧にお伝えします。 目次. 1.  まだまだあるメンタルヘルスに対する偏見 1-1. 語ることもタブー? 1-2. フツーとは 健常児という言葉の違和感 2.  発達障害とは?日本での理解の広がり 2-1. 発達障害の変遷 2-2. 本当の理解とは? 3.  なぜ偏見や誤解が生まれるのか? 3-1. 情報の偏りとネット上の過度な言説 3-2. 見た目では分かりにくい特性 3-3. 根強い古い価値観 4.  よくある偏見・誤解とその真実 4-1. 「こだわり=わがまま?」ではない 4-2. 「発達障害の子は危ない」という偏見 4-3. 「親のせい」という誤解 4-4. 「大きくなれば自然に治る?」 4-5. 「学力が低いわけではない」 4-6.グレーゾーンへの誤解 4-7. 「診断をつけると不利益になる?」 5.  偏見がお母さんに与える影響 5-1. 子育てにストレスを感じてしまう 5-2. お母さん自身も自信をなくしてしまう 5-3. 無意識に限界を決めてしまう 5-4. 過剰に恐れてしまう 5-5. 2次障害につながるリスク 6.  偏見をなくすために知っておきたい発達障害の正しい理解 6-1. 脳の特性であり「育て方」の問題ではない 6-2. 特性は一人ひとりまったく違う 6-3. 困りごとと「強み」の両方を見る 6-4. 支援によって生活や予後は大きく変わる 7.  偏見が生まれやすい場面と、家庭でできるサポート 7-1. 学校・園での誤解 7-2. 親族や周囲からの心ない言葉 7-3. SNSやネット情報 8. 「親だけで判断しないで」発達障害の診断・相談の重要性 8-1. 早めの相談が安心 8-2. 診断はどこで受けられる? 8-3. 家庭での判断の限界 8-4. 検査で分かること・分からないこと 9. 偏見に惑わされず、お子さんと向き合うために 9-1. 「問題行動」ではなく「困っている背景」を見る 9-2. 家庭のストレスにも目を向ける 9-3. 専門家と一緒に考える意味 まとめ: 一人で悩まないで 女性発達専門医によるオンライン相談のご案内 1. まだまだあるメンタルヘルスに対する偏見   (1) 語ることもタブー? 精神疾患に対する 偏見 を感じることは、残念ですがまだあります。 これだけ、適応障害や発達障害など、さまざま精神疾患が メディア でも取り上げられ、その言葉を目にし、口にすることが多い今日でも、その意味を正しく理解し、生活に取り入れることができている人は非常に少ない印象です。 精神疾患は、ある特定の人だけが関わるものであり、自分は関係ないと思っている人もいらっしゃいます。 果たしてそうでしょうか? 人生で風邪を引かない人はいないように、 精神的な問題 に一回も直面しない人はいないと私は思っています。 では、なぜ精神的な問題は タブー となりやすいのか? 治りにくい、目に見えないから客観的に理解しづらい。 理由はいろいろあります。 けれども、自分の性格や得意不得意、こころの状態を理解することは、 健康な生活 を送っていくうえで 非常に重要 です。 素敵なより良い人生を送るための ツール として、精神的な問題を理解していく。 それが重要だと思っています。 (2) フツーとは?健常児という言葉の違和感 「普通にできる」「みんなと同じ」 この “フツー” という基準が、知らず知らずのうちに私たちを追い詰めます。 発達のスピードや得意・不得意は本来 バラバラ です。それにもかかわらず、「健常児/そうでない子」という線引きが強調されることで、 少しの違いが “問題” として扱われやすくなってしまいます 。 "フツー" とはなんでしょうか? 病気じゃない状態ということでしょうか? 精神的なトピックでは分かりにくければ、 体型 で考えてみましょう。 近頃よく言う、 骨格ストレートやウェーブ です。 みんな、どれかには当てはまります。 「フツー」というカテゴリはありません。 洋服を着る際、自分の骨格を知り、自分が目指す骨格に寄せていくことはみなさんが日々されていることだと思います。 精神的なことも 同じ です。 持って生まれた性格や気質を 変える ことはできなくても、自分の気質を活かすも無駄にするも 自分次第 です。 自分をよく知り、良いところを伸ばし、良くないところはどうやったら修正できるか探っていく。 それは、お子さんに対しても 同じ だと私は考えています。 もちろん、顔や身体のように、目に見えるものではないため難しいですが、不可能ではありません。 2. 発達障害とは?日本での理解の広がり (1) 発達障害の変遷 日本では2005年の 発達障害者支援法 以降、発達障害という概念が広く知られるようになりました。 発達障害は、生まれつきの脳の発達の偏りによって、行動やコミュニケーション、学習などに特性が現れる状態です。 注意欠如・多動症(ADHD)、自閉スペクトラム症(ASD)、学習障害(LD)などが含まれます。 ※診断の流れについては👉 【保存版】発達障害とは‐診断から治療まで- 以前は・落ち着きがない・空気が読めない・変わった子と評価されていた子どもたちが、 脳の特性として理解されるようになった ことは大きな進歩です。 文部科学省の調査では、通常学級に在籍する児童の約8〜9%に、発達障害の可能性が示唆される特徴があると報告されています。 つまり、決して珍しいものではなく、学校にも家庭にも身近に存在する特性です。 しかし、理解が不十分な周囲の人からは、「発達障害=問題行動」といった 誤った認識 が持たれてしまうことがあります。 (2) 本当の理解とは? 「診断名がつくかどうか」よりも大切なのは、 どんな場面で困りやすいのか どんな配慮があれば力を発揮できるのか を具体的に理解することです。 発達障害の理解とは、「ラベルを貼ること」ではなく、 その子の 取扱説明書 を一緒に作ること に近いと言えるでしょう。     3. なぜ偏見や誤解が生まれるのか? (1) 情報の偏りとネット上の過度な言説 インターネット上では「発達障害=将来が大変」「普通の生活は無理」といった極端な情報が目立ちます。 過激な情報は、注目を浴びやすく、どうしても目に入りやすくなってしまうのはしょうがないことではあります。 しかし、実際は 支援によって大きく伸びるお子さんや、思春期以降に落ち着くケース も数多く見られます。 一部の 強い体験談 だけが拡散されることで、不安が必要以上に 増幅 されてしまうのです。 現在は情報が得やすい一方で、 発達障害を過度に特別視する説明 医療的根拠に乏しい対処法 なども混在しています。 「誤った情報を見て 不安 が膨らむ 」という親御さんは多いです。 (2) 外から“見えにくい”特性 発達障害の多くは、 外見 からは分かりません。 疲れやすさ、感覚過敏、切り替えの難しさなどは、 数値化も困難 です。 そのため「できる時もあるのに、なぜ今日はできないの?」と誤解されやすく、 怠けやわがまま と捉えられてしまいます。 また、発達の偏りから 「他の事はできるのに、なぜできないの?」 「わざとやっているのでは?」 といった誤解が生まれやすくなってしまいます。 (3) 根強い古い価値観 昭和〜平成初期にかけて、「問題行動は しつけ の問題」「親の 育て方 」という考え方が一般的でした。 この価値観が今も一部で残っており、親が責められたり、自分を責めてしまう理由になっています。 「母親の愛情不足」「厳しく育てれば治る」といった考えは、すでに医学的根拠が 否定 しています。 4. よくある偏見・誤解とその真実 (1) 「こだわり=わがまま」ではない 「どうしてそんなことにこだわるの?」 「少し我慢すればいいのに」 発達障害のあるお子さんの行動は、周囲から わがまま・努力不足 と受け取られがちです。 しかし、発達障害における「こだわり」は、本人の意思や性格の問題ではありません。 脳の情報処理の特性により、 変化に強い不安を感じやすい 感覚刺激(音・光・触覚など)を過敏に受け取る 頭の中の切り替えに時間がかかる といった背景があります。 日本小児精神神経学会でも、ASDの特性として「環境変化への強い不安や反復行動は、安心を保つための反応である」と繰り返し示されています。 つまり、こだわりは“困らせようとしている行動”ではなく、 本人なりの必死な 適応 なのです。 (2) 「発達障害の子は危ない」という偏見 文部科学省の調査では、発達障害のある子が特別に他害的であるという エビデンス はありません。 理解されない環境や強いストレス が続いた結果として、感情が爆発してしまうケースがある、というのが正確な理解です。 適切な配慮や支援があれば、多くの子どもは安定して生活できます。「危ない」のではなく、「 困っている サイン が見逃されている 」ことが問題なのです。 (3) 「親のせい」という誤解 これは最も根強い偏見ですが、医学的には誤りです。 発達障害は「生まれつきの脳機能の特性」であり、 育て方 や 妊娠中の経過 が原因ではないことが国内外の研究で示されています。 (4) 「大きくなれば自然に治る?」 「大きくなれば自然に治る」「一生変わらない」 どちらも極端で、正確とは言えません。 発達障害は、「完治する/しない」で語るものではありません。 ただし、支援や環境調整によって困りごとは大きく軽減します。 幼少期に強く出ていた特性が、 成長 学習 周囲の理解 によって 目立たなくなる ケースも多くあります。 逆に、支援がないまま 我慢 を続けると、思春期以降に不安や抑うつなどの 2次障害 が現れてしまうこともあるため、注意が必要です。 (5) 「学力が低いわけではない」 得意な分野では高い集中力や理解力を示す子も多く、 学力の凸凹 が特徴です。 知的能力に遅れのないお子さんや、特定分野で非常に高い能力を持つお子さんも多くいます。 ただし、 読み書きのつまずき 注意のコントロール 指示理解の難しさ などにより、本来の力が発揮できていないケースは少なくありません。 「勉強ができない」のではなく、 「やり方が合っていない」 ことが原因である場合も多いのです。 (6) グレーゾーンへの誤解 「小さい頃は問題なかったから」 「診断がつかない=問題ない」 こうした考えもよくある誤解です。 受け身のASD や 不注意型ADHD 、また 女児 の発達障害は、幼少期には目立ちにくく、集団生活や学習の負荷が増えるにつれて 困りごとが 表面化 することがあります。 また、診断がつかない「グレーゾーン」であっても、支援や配慮が必要な場合は少なくありません。 診断の有無よりも、 「今、困っているかどうか」 が大切です。 (7) 「診断をつけると不利益になる?」 診断に対して、「 レッテル を貼られるのでは」「 進路が狭まる のでは」と不安を感じる親御さんも多いです。 しかし現在は、進路や支援の選択肢は多様化しています。 また、診断があることで、 学校での合理的配慮 支援制度の利用 周囲の理解 につながり、 不利ではなく 助け になる場面 も増えています 一方で、診断を避け続けることで、「なぜできないのか分からない」「自分はどうせできないんだ」という状態が続き、 お子さんの 自己肯定感 を傷つけ てしまうこともあります。 5. 偏見がお母さんに与える影響 発達障害に関する偏見は、お子さんだけでなく、 お母さんの心 にも静かに影を落とします。 (1) 子育てにストレスを感じてしまう 人間同士のことなので、親子にも 相性 があります。 発達障害を有するお子さんとも、もちろん 相性 はあると思います。 しかし、“偏見”が 相性を悪くしてしまう 一因 になってしまっているケースも存在します。 他のお子さんと比較しすぎることで、お子さんの 長所や魅力 に気づきづらくなってしまっていませんか? 成長速度は人それぞれです。 発達障害の子さんも、成人での成長度は一般的な成長度と 変わらない 可能性も挙げられています。 発達障害という 軸 だけでお子さんを測らずに、 いろいろな 軸 でお子さんを捉えてあげて欲しいと思います。 (2) お母さん自身も自信をなくしてしまう 周囲と気持ちを共有できず、 孤立感 を深めてしまうお母さんも多くいらっしゃいます。 また、お子さんが発達障害と診断された事で、 自分自身を否定 されたように感じてしまうお母さんもいらっしゃいます。 繰り返しになりますが、発達障害は 生まれつき です。 療育などのサポートで、お子さんの可能性を最大限に活かせるよう 環境を整える ことはできますが、 お子さん自体を変える ことは、親御さんでも難しいです。 変えられないことに、当然もどかしさを感じるとは思いますが、自信までなくしてしまうのは もったいない と思います。 (3) 無意識に限界を決めてしまう 「この子には無理かもしれない」「期待しないほうがいい」 そんな気持ちが、 無意識に 将来の可能性 に蓋 をしてしまうことがあります。 お子さんの成長は、 直線 ではありません。 特に発達特性をもつお子さんは、 急にぐん と成長することが多いです。 小学生でなかなか座っていられなかった子が、中学生になってすっかり大人に成長した姿を見せてくれることも珍しくありません。 お子さんの将来の姿を正確に 予測 できる人は、 医師であってもいない と私は思っています。 (4) 過剰に恐れてしまう 将来を悲観 しすぎることで、今できる 支援 に目が向かなくなることもあります。 厚生労働省の調査でも、 子どもの心身の不調について医療機関に相談するまでに、1年以上悩み続ける家庭が多い ことが示されています。 これは決して親御さんの怠慢ではなく、「 相談すること自体が 悪い ことのように感じてしまう社会的空気」の影響と考えられます。 過剰に恐れることで、今できることを 逃して しまわないようにしましょう。 (2) 2次障害につながるリスク 2次障害は、特性そのものではなく、 「理解されなかった経験」 から生まれることが多いのです。 また、 サポートは 時期 が大切 です。  気になるリストのこころの項目にもありますが、その時期に乗り越えるべき課題をクリアしていかないと、次の課題はクリアできなくなってしまいますし、お子さんには、各課題によって 伸びやすい時期 というものがあります。 適切な 時期 に、適切なサポート を入れてあげることは、非常に重要です。 6. 偏見をなくすために知っておきたい発達障害の正しい理解 発達障害に対する偏見の多くは、 「正しく知らないこと」 から生まれます。 ここでは、ぜひ知っておいてほしい基本的な考え方を整理します。 (1) 脳の特性であり「育て方」の問題ではない 発達障害は、 脳の情報処理の仕方の違い によるものです。 日本小児精神神経学会や厚生労働省の資料でも、発達障害は「親の愛情不足」「しつけの失敗」が原因ではないと 明確 に示されています。 それでも「もっと厳しくすればよかったのでは」「甘やかしたからこうなったのでは」と自分を責めてしまう親御さんは少なくありません。 しかし、どれだけ心を砕いて育てていても、本来のお子さんの特性は変えられません。 ですが、お子さんの困り感や、生活のしやすさを改善し、可能性を最大限に引き出すことはできます。 まずは「これは性格や親のせいではなく、脳の特性なんだ」と 理解 することが、偏見をほどく第一歩になります。 (2) 特性は一人ひとりまったく違う 「発達障害」と一括りにされがちですが、実際には 同じ診断名でも 困りごと はまったく異なります 。 こだわりが強く環境の変化が苦手な子 不注意が目立つが対人関係は得意な子 学習面に大きな凸凹がある子 など、本当にさまざまです。 そのため「〇〇障害だからこうなる」「将来はこうに違いない」という決めつけは、ほとんど意味を持ちません。 大切なのは、診断名よりも 「この子は、どんな場面で困りやすいのか」「何があると楽になるのか」 を 具体的 に知ることです。 (3) 困りごとと「強み」の両方を見る 偏見が強いと、どうしても 「できないこと」「問題になる行動」 ばかりに目が向きがちです。 しかし発達障害の特性は、見方を変えると 強み にもなります。 強いこだわり → 専門性・集中力 感覚の敏感さ → 表現力や創造性 マイペース → 周囲に流されない軸の強さ もちろん、困りごとを無視していいわけではありません。 ですが「困りごと=すべてマイナス」と捉えてしまうと、お子さん自身が「自分はダメな存在だ」と感じてしまいます。 困っている部分には 支援 を、活かせる部分は 伸ばす。 この両方を見る視点がとても重要です。 (4) 支援によって生活や予後は大きく変わる 日本小児精神神経学会でも、 早期に適切な支援につながることで、生活のしづらさや2次障害が 大きく軽減 される ことが繰り返し示されています。 支援とは、特別な訓練だけを指すものではありません。 環境の整え方を少し変える 声かけを工夫する 学校と情報を共有する それだけでも、お子さんの安心感や自己肯定感は大きく変わります。 7. 偏見が生まれやすい場面と、家庭でできるサポート (1) 学校・園での誤解 集団生活では、 指示が通りにくい みんなと同じ行動ができない といった特性が目立ちやすくなります。 悪気はなくても「協調性がない」「やる気がない」と誤解されることがあります。 すべてを説明しようと頑張りすぎず、 「この子はこういう特性があります」「こう対応するとスムーズに動けることが多いです」 とポイントを絞って伝えることが有効です。 (2) 親族や周囲からの心ない言葉 「なんでできないの」 「昔はこんな子いなかった」といった言葉に、深く傷つく親御さんも多いです。 すべてを分かってもらう必要はありません。 説明する相手・しない相手を選ぶ ことも、立派な選択です。 (3) SNSやネット情報 ネット上には、極端な成功例や失敗例が溢れています。 不安が強いと、つい ネガティブ な情報 ばかり集めてしまいがちです。 情報は、冷静に取捨選択しましょう。 8. 「親だけで判断しないで」発達障害の診断・相談の重要性 (1) 早めの相談が安心 「診断を受けるのは怖い」「様子を見た方がいいのでは」と悩む気持ちは当然です。 ですが、相談=即診断ではありません。 困りごとを 整理 するための相談 と考えてみて下さい。 (2) 診断はどこで受けられる? 小児科 発達外来 児童精神科 地域によって窓口は異なりますが、まずは「発達の相談ができる医療機関」を探すのが一般的です。 (3) 家庭での判断の限界 ご家庭では「今日はできた」「昨日はできなかった」と評価が揺れやすく、また 客観的 な判断 が難しいこともあります。 第3者 の視点が入ることで、親御さんの 負担が 軽く なる ケースはとても多いです。 (4) 検査で分かること・分からないこと 検査は万能ではありません。ですが、 得意・不得意の 傾向 を知るヒント としては非常に有用です。 9. 偏見に惑わされず、お子さんと向き合うために ● 「問題行動」ではなく「困っている背景」を見る 行動の裏には、必ず理由があります。「なぜできないのか」ではなく**「何が難しいのか」**を見る視点が大切です。 ● お母さんのストレスにも目を向ける 親御さんが限界の状態では、お子さんも限界になってしまいます。親御さん自身のケアも、お子さんの支援の重要なパートです。 ● 専門家と一緒に考える意味 「一人で正解を出そうとしない」それだけで、気持ちはぐっと楽になります。 まとめ: 一人で悩まないで…   専門家への相談を 発達障害に関する誤解や偏見は、正しい理解があれば、消えていきます。 お子さんの様子を見ていて、「少し気になるな」「周りとちょっと違うかも」と思ったとき、親御さんとしては悩みますよね。 でも、「少し気になる」「誤解されてつらい」と感じたら、それは相談のタイミングです。 「様子を見ていていいのか」「どこに相談すればいいのか」「話しても大丈夫なのか」——その迷いに、専門家の視点が役立ちます。 当サイトでは、子育て中の親御さんからの声を受け、 女性の発達専門医によるオンライン相談 を行っています。 自宅から気軽に相談できる、 診断ではなく「まずは理解する」 ことが目的のため、初めてのご相談でも安心です。 「ちょっと聞いてみたい」「発達の偏りかどうかを知りたい」 そんな気持ちに、丁寧にお応えします。 まずはお気軽に、私たちの「女性専門医によるオンライン相談」をご活用ください。 ご家庭にいながら、安心して話せる場をご提供しています。 👉 [ オンライン相談の予約はこちら(リンク) ]

お子さんの発達障害、ひとりで悩まないで。専門家に相談することの重要性とは?

お子さんの発達障害、ひとりで悩まないで。専門家に相談することの重要性とは?

「もしかしてうちの子、発達障害かもしれない…」そんな不安を抱えていませんか? 「ほかの子とちょっと違うかもしれない…」 「言葉の発達が遅い気がするけれど、まわりに相談できる人がいない」 こうした悩みを抱えながら、誰にも相談できずに一人で不安を抱えている親御さんは少なくありません。 実際、「発達障害 相談できない」という検索ワードは、年々検索数が増えています。   親御さんとして、お子さんの将来を思うほどに「どうしたらいいのかわからない」という気持ちになるのは当然のことです。 でも実は、 「相談する」という行動には、解決につながる大きな意味がある のです。   この記事では、 お子さんの発達障害について専門家に相談することの重要性や、相談すること自体が心に与える効果 を、データや体験談を交えながら分かりやすくお伝えします。 目次. 1.発達障害とは? 気づくきっかけとサイン 2.「相談できない……」 その気持ちの正体とは? 3.「相談=問題解決」だけじゃない 話すこと4つのメリット 3-1.頭の中が整理される 3-2.話すだけで心が軽くなる 3-3.自分を責めなくなる 3-4.お子さんへの接し方が変わる 4.相談することは「弱さ」じゃなく「強さ」 5.相談先はどこ? 迷っている方への選択肢 5. 相談先はどこ? 迷っている方への選択肢 6-1.受診が必要かどうかわかる   診断・投薬・療育が必要かどうか 6-2.病院選びのアドバイス         こどもの心相談医 育ナビ 6-3.今後乗り越えるべき課題がわかる    推薦図書など  リンク 6-4.誤解による不安を減らせる 6-5.具体的な支援方法がわかる 6.小児発達専門医に相談することの5つのメリット  6-1.正確な知識が得られる 6-2.誤解による不安を減らせる 6-3.具体的な支援方法がわかる 6-4.今後乗り越えるべき課題がわかる 7 . 女性発達専門医によるオンライン相談という選択肢 まとめ :どんな相談でも大丈夫 ひとりで抱え込まないで 1.発達障害とは? 親が気づくきっかけとよくある初期のサイン   発達障害とは、発達の過程において特定の機能に偏りが見られる状態のことをさし、自閉スペクトラム症(ASD)、注意欠如多動症(ADHD)、学習障害(LD)などが含まれます。   親御さんが実際に気づきやすい初期のサインとしては、   視線が合いづらい 言葉がなかなか出ない、会話がかみ合いにくい 集団行動が難しい、指示が通りにくい 感覚に過敏(音・光・肌ざわりなど) 特定のものに強いこだわりを見せる じっとしていられない   などが挙げられます。   文部科学省の調査(2023年)によると、通常学級に在籍する児童のうち 約6.5%に発達障害の可能性がある ことがわかっています。 また、発達障害の兆候に初めて気づくのは、 家庭内での観察が多い という結果もあります。 つまり、「親御さんの違和感」は決して間違っていない可能性があるのです。   親御さんが気づきやすい発達障害の兆候についてもっと知りたい方は、 「【保存版】発達障害とは-診断から治療まで-」 の記事を参考にしてみてください。 2.「相談できない」…その気持ちの正体とは? その一方で、多くの親御さんが、「相談しにくい」と感じています。 なぜそう感じてしまうのでしょうか?   「診断されたらどうしよう」という不安 「育て方が悪い」などと思われるのではないか  家族や周囲に、相談することを否定されるのが怖い  学校や先生に伝えても、対応してくれなかった経験がある   など様々な理由があると思います。実際、あるお母さんは「相談=障害があると決定づけられるようで怖かった」と語られていました。 また、診断に近づくことを、自分やお子さんが否定されているように感じる親御さんは、多くいらっしゃいます。   しかし、相談することは「ラベルを貼ること」ではなく、「 お子さんに合った接し方を見つけるための第一歩 」であると私は考えています。   診断がつくかどうかは日常生活では重要なことではなく、お子さんに対する効果的な接し方や、お子さんが安心して成長していける場所をみつけてあげることが、何より大事です。 そのための 情報を集める場所 として、このサイトを使ってもらえたら嬉しいです。   3.「相談=問題を解決すること”だけじゃない」 話すことの4つのメリット 「相談=答えをもらうこと」と思っている方は多いかもしれません。でも実際には、 相談の本当の真価は、“気持ちを外に出すこと”そのもの にあります。 相談することには、問題解決以外にも4つの効果があります。    ①  頭の中が整理される ②  話すだけで心が軽くなる ③  自分を責めなくなる ④  お子さんへの接し方が変わる   ひとつずつ詳しく見ていきましょう。   ① 頭の中が整理される 考えがぐるぐるしていた状態から、一歩引いて客観的に見られるように。話しているうちに、「本当に困っていたこと」や「本当の自分の気持ち」が見えてくることも。   ② 話すだけで心が軽くなる 悩みや不安をずっと心にしまっていると、やがてそれが「孤独感」や「自己否定」につながってしまいます。  「誰もわかってくれない」  「どうせ話してもムダ」  「全部、自分が悪いんだ」 …そんな思考に陥ってしまうと、心の疲れはどんどん積み重なり、 自分で自分を追い詰めてしまう ことにもなりかねません。 誰かに話すことで、モヤモヤしていた気持ちが整理され、不安や怒り、悲しさがスーッと落ち着いてくれることも多々あります。 ③ 自分を責めなくなる 専門家のアドバイスによって、「お子さんの特性であって、自分のしつけのせいではない」と思えるようになります。 近年、発達障害という「言葉」は広く認知されるようになってきていますが、発達障害の 「理解」 という点においては、まだまだ 誤解や偏見 が残っている、と私は感じています。   発達障害の理由が妊娠中にあるのでは、という検索をされるお母さんも少なからずいらっしゃいますが、そんな事実はありません。 発達障害に関する 「情報」 だけが溢れている今、正しい 「知識」 を得ることで、自分を責めてしまったり、悲観的になってしまうお母さんを一人でも減らしたいと私は思い、このサイトを始めました。 ④ お子さんへの接し方が変わる 正しい「知識」を得ることで、お母さんの不安やイライラが減り、また、 お子さんへの 「 効果的な接し方 」を知ることで、お子さんに対する言葉や態度が柔らかくなり、 親子関係 にも良い変化が現れます。   実際、発達障害のお子さんの多くは、ちょっと注意の仕方を変えたりするだけで、見まちがえるほど適応が良くなり、ぐんぐん成長していってくれることが多いです。   このように相談すること自体には大きなメリットがあります。   4.相談することは“弱さ”じゃない もしかしたら、「相談=頼る=甘え」と思っている方もいらっしゃるかもしれません。 でも実は、相談できる人は「限界を知っている人」です。 本当に強い人は、 無理をしすぎる前に 「助けて」 と言える 人でもあります。 相談とは、 「自分を大切にする」 という大事な選択肢のひとつであることを忘れないで下さい。   では相談先には、どのようなところがあるのでしょうか?   5.発達の相談先はどこ? 迷っている方へ向けた選択肢 発 達に関する相談先は以下のような場所があります。 市区町村の子育て支援窓口 児童発達支援センター 発達障害者支援センター クリニック (小児科・精神科・心療内科)   この中でどこに相談したら良いか悩んでる方は、 「【保存版】発達障害とは-診断から治療まで-」 の記事をご覧ください。   ここでは、その中の 小児発達専門医に相談するメリット についてご説明していきます。   6.小児発達専門医に相談することの大きなメリット 小児発達障害専門医に相談することの大きなメリットとしては、以下があげられます。   ① 正確な知識が得られる ② 誤解による不安を減らせる ③ 具体的な支援方法がわかる ④ 今後乗り越えるべき課題がわかる   ひとつずつ詳細をみていきましょう。   ① 正確な知識が得られる ネット上には多くの情報があふれていますが、その中には過剰に不安を煽るものも少なくありません。一口に発達障害といっても、それぞれのお子さんの病態は異なり、必要な支援も異なります。 私はそれぞれのお子さんにとって「いま本当に必要なこと」を、ご両親と一緒に探していきたいと思っています。   ② 誤解による不安を減らせる 自己判断で「うちの子は発達障害だ」と思い込むことが、かえって不安や誤対応を招くこともあります。専門家による客観的なアドバイスは、過剰な不安を取り除くきっかけにもなります。     ③ 具体的な支援方法がわかる 今まで、療育相談や就学相談、学校医などの経験を通じて、いろいろな年代のお子さんのお母さん方から相談を受けてきました。 皆さんお子さんと真摯に向き合い、向き合うからこそ様々な 心配事や不安 を抱えていらっしゃいます。 また、診断は受けていらっしゃっても、成長とともにお子さんもどんどん変化していくことで、実際にお子さんにどう接して良いか悩んでいるお母さんも多くいらっしゃいました。 そんな時に、成長過程での課題などをご説明し、お子さんを より深く理解 していただくことで、お母さん方が安心し、笑顔になられていくのを拝見すると、とてもやりがいを感じます。 実際の声: 「相談したことで、『苦手』の理由がわかり、お子さんにイライラしなくなった。前よりずっと、お子さんが笑顔で過ごせるようになった」   ④ 今後乗り越えるべき課題がわかる お子さんの成長には乗り越えるべきいろいろな 「課題」 があります。中には発達特性をもつお子さんがつまずきやすい 「課題」 もあり、これまでのお子さん方がどのようにその課題を乗り越えてきたかが、大切な ヒント になることも多いです。また、今後起こりうる課題について知っておくことで、焦ることなく乗り越えられるようになります。   ただし、「いきなり対面で相談するのには抵抗が……」、「予約が数ヶ月先まで埋まっている」など、実際に利用するにはハードルもあります。 そんなときに注目されているのが、電話相談や オンライン相談 という選択肢です。 中でも当サイトでは、 女性発達専門医によるオンライン相談を行っています。   7.女性発達専門医によるオンライン相談という選択肢 当サイトでは、 女性の発達障害専門医がオンラインで相談を受け付けています。 なぜ「女性専門医」なのか? 女性としての視点から、親御さんに寄り添える 繊細な不安や心の揺れにも共感的に対応できる 初めての方でもリラックスして話せる雰囲気づくり   相談の流れ オンラインで予約(希望日を選択) ヒアリング(25分、 Zoom を使用) 状況整理と今後のアドバイス 相談終了後に、お薦め図書などが入った 「お役立ち資料」 をメールでお送りしています。 初めは緊張されていたご両親も、正しい情報を得ることでどんどん表情が和らいでいかれます。 何より、「相談してよかった」と心から言ってくださる方がほとんどです。   まとめ:どんな相談でも大丈夫 ひとりで抱え込まないで   「こんなこと話すのは恥ずかしい」 「ちゃんとした言葉で説明できない」 そんなふうに思わなくて大丈夫です。 相談の内容に「大小」はありません。たとえば… 誰にも言えないお子さんに関する悩みがある 子育てがつらいけど、理由がうまく言えない これらはすべて、 相談していいこと です。 言葉にならない想いも、 「うまく話せなくても大丈夫」 。 お話をする中で、状況を整理し、今できることをひとつずつ見つけていきましょう。 まずはお気軽に、私たちの「女性専門医によるオンライン相談」をご活用ください。 ご家庭にいながら、安心して話せる場をご提供しています。 👉 [ オンライン相談の予約はこちら(リンク) ]

【保存版】発達障害とは‐診断から治療まで‐乳幼児から中学生のチェックリスト

【保存版】発達障害とは‐診断から治療まで‐乳幼児から中学生のチェックリスト

「うちの子、ほかの子とちょっと違うかもしれない……」「保育園や学校で『一度診てもらっては?』と言われたけど、どこに相談したらいいか悩んでいて……」 そんなとき、最初に立ちはだかるのが 「診断」 という言葉の重み。特に自分のお子さんが「発達障害かもしれない」と思ったときは、 不安 や 戸惑い でいっぱいになりますよね。私も幾度となく、緊張でいっぱいのご両親にお会いしました。   しかしどんな疾患も、正しく理解し対処していけば、お子さんたちは健やかに成長していってくれると私は感じています。そのためにも、 早めに受診 をし、 必要なサポート を準備することはとても大切です。   この記事では、 発達障害のチェックリストや診断・治療、おうちでの接し方 などを、わかりやすくまとめました。 目次. 1.    はじめに発達障害とは? まず知っておきたい基礎知識 1-1.  自閉スペクトラム症(ASD) 1-2.  注意欠如多動症(ADHD) 2.    各年齢のASDのチェックリスト 2-1.乳幼児 (0歳、1歳半、3歳) のチェックリスト 2-2.小学校低学年 (6歳、7歳、8歳) のチェックリスト 2-3.小学校高学年 (9歳、10歳、11歳) のチェックリスト 2-4.中学生のチェックリスト 3.  各年齢のADHDのチェックリスト 3-1.乳幼児 (0歳、1歳半、3歳) のチェックリスト 3-2.小学校低学年 (6歳、7歳、8歳) のチェックリスト 3-3.小学校高学年 (9歳、10歳、11歳) のチェックリスト 3-4.中学生のチェックリスト 4.  強みチェックリスト 4-1.ASDの強み 4-2. ADH Dの強み 5. おうちでの接し方のポイント 5-1.ASD傾向のお子さんに対する接し方 5-2.ADHD傾向のお子さんに対する接し方 6.    相談する目安 7 .    診断のしかた 7-1.どこで診断を受けられるの? 7-2.診断のながれ 7-3.費用はどれくらいかかるの? 7-4.受診の際のポイント 7-5.診断を受けるメリット 8.    治療はどうなるの? 8-1.環境調整 8-2.行動療法(SST・ペアレントトレーニング・ABA・認知行動療法) 8-3.内服 まとめ: ひとりで悩まないで  女性専門医にオンラインで相談できます   1.はじめに発達障害とは? まず知っておきたい基礎知識   発達障害には、大きく分けて、自閉スペクトラム症(ASD)と注意欠如多動症(ADHD)があります。複数の状態がみとめられる「併存(へいぞん)」も珍しくありません。 それぞれを詳しくみていきましょう。   自閉スペクトラム症(ASD) よくみられる特徴としては、  ●コミュニケーションの苦手さ(表情や空気を読むのが難しい)  ●こだわりの強さ(同じ行動・スケジュールを好む)  ●感覚の過敏/鈍感(音、光、触覚など)  などが上げられますが、「DSM-5-TR:精神疾患の診断マニュアル」での診断基準では、  A.社会的コミュニケーションと対人関係における持続的な障害  B.行動、興味、活動の限局性および反復性 これら両方が認められると、ASDの診断となります。   診断名の「スペクトラム」とは連続体という意味で、症状が軽いものから重いものまで個人差が非常に大きいのが特徴です。昔は「アスペルガー症候群」と呼ばれていた疾患も、現在はASDに含まれています。 診療では、PARS(自閉スペクトラム症評定尺度)などの質問票に答えて貰うこともあります。   注意欠如多動症(ADHD) 特徴としては、 ●忘れ物が多いなど、注意がそれやすく、集中が続かない(不注意) ●じっとしていられない、衝動的に行動する(多動・衝動性) などが上げられます。   「DSM-5-TR」での診断基準は、以下のとおりです。   A.   不注意の症状(以下のうち6項目以上) 1.    細部まで注意を払わず、ケアレスミスをする 2.    課題や遊びの活動で注意を持続することが難しい 3.    話しかけられても聞いていないように見える 4.    指示に従えず、課題をやり遂げられない 5.    課題や活動を順序立てて行うのが困難 6.    精神的努力を持続することを嫌がる 7.    必要な物をよくなくす(文具、本、宿題など) 8.    外部の刺激で気が散りやすい 9.  日々の活動で忘れっぽい B. 多動性および衝動性の症状(以下のうち6項目以上) 1.    手足をそわそわ動かす、席でじっとしていられない 2.    座っているべき場面で離席する 3. 過剰に走り回ったり高いところに登ったりする(成人では落ち着かない感覚) 4. 静かに遊ぶことができない 5. じっとしていられず、常に動いているように見える 6. おゃべりが過ぎる 7. 質問が終わる前に答えてしまう(早とちり) 8. 順番を待てない 9. 他人の会話やゲームに割り込む   ADHDは、「Aのみ合致している不注意優勢型」「Bのみ合致している多動・衝動優勢型」「AもBも合致している混合型」の3タイプがあります。   診療の中では、多動は男児に、不注意は女児にやや多い印象があります。 多動型は周囲からも気づかれやすいですが、不注意型は目立ちにくく見過ごされやすい傾向があります。 人知れず本人が困っていることも多く、誤解されやすい要因のひとつとなっていることがよく認められます。   こちらも、診断の補助として保護者の方に、ADHD-RS(注意欠如・多動症 評定尺度)などの質問票に答えて貰うことがあります。   ASDもADHDも、幼少期から兆候が認められていることが求められますが、幼少期はコミュニケーションの手段も限られており、特に初めてのお子さんなどは、兆候に気づきにくいのが実際です。   その ため、ASD・AD HDの各年齢のチェックリストを作成したので、参考にしてみてください。 2.各年齢のASDのチェックリスト このチェックリストを使用するポイントとしては、チェックリストはあくまで主観的なものという事です。チェックリストの結果によらず、お子さんで気になることがあれば、一度相談していただくことで、心がすっきりすることも多いと思います。   0歳のチェックリスト □ あやしても笑わない/笑い返さない □ 親の顔を見つめない、目が合わない □ 声や音への反応が鈍い □ 人に抱かれても安心した様子がない □ 指さし、バイバイなどのジェスチャーが出ない □ 特定の音や光にもの凄く強く反応する □ 体を反らせる・抱っこを嫌がることが多い □ 一人遊びが多く、人に関心を示さない   1歳半のチェックリスト □ 言葉がほとんど出ていない □ 人を指さして「見て見て」と伝える行動がない(共同注意の欠如) □ 名前を呼んでも反応がない/振り向かない □ 他人への関心が薄い(子ども同士で遊ばない) □ 特定のものへの強いこだわりがある □ まねっこ遊びやごっこ遊びをしない □ ジェスチャー(バイバイ)を使わない □ 常同行動が見られる(手をひらひら、回転するものに夢中など) □ 偏食がある(白米しか食べないなど) □ 見せたいものを持ってこない □ つま先歩きをする   3歳のチェックリスト □ 言葉は出ているが会話が成り立たない(オウム返しなど) □ 他の子と一緒に遊ぼうとしない、関わりを避ける □ 想像的なごっこ遊びができない □ 表情が乏しい、気持ちの共有が少ない □ 急な予定変更にパニックになる、かんしゃくが強い □ 特定のルールや順番にこだわる □ 感覚過敏がある(音・服のタグに強く反応) □ 一方的に話す、特定の話題に固執する □ 感覚遊びに没頭する (砂や水をただ触っている) □ 自分のからだを叩くなど自分を傷つける   小学校低学年 (6歳、7歳、8歳) のチェックリスト □ 会話が一方通行になりがち(相手の反応を気にしない) □ 同じ質問をしつこくする □ 話し方が独特(抑揚がないなど) □ 冗談や皮肉が通じにくい □ 同年代の友達と上手に遊べない/トラブルになりやすい □ 予想外のことが起きるとパニックになる □ スケジュールやルールの変更を嫌がる □ 興味のあることに没頭しやすく、そればかり話す □ 書字・読みの習得にアンバランスがある(読みは得意、書きは苦手など) □ 文章の読解が苦手(文意は取れても行間が読めない) □ 社会的なやりとりのズレが目立つ(場違いな発言など) □ 手先の不器用さが目立つ (文字が汚い・はさみが苦手) □ 特定の音を過剰に嫌がる □ どのように、なぜといった説明ができない   小学校高学年 (9歳、10歳、11歳) のチェックリスト □ 空気を読んだ行動が苦手(会話に入るタイミングがずれるなど) □ 社会的ルールを理解しづらい(人との距離感など) □ 興味の幅が狭く、深く専門的な知識を持つこともある □ グループ行動が苦手、集団での活動に不安がある □ 学校生活でのストレスがたまりやすい(登校しぶりなど) □ 表情が乏しい、または不自然な笑い方をする □ 抽象的な話や比喩を理解しづらい □ SNSやLINEなどでのやりとりがうまくいかない □ 強い自己否定感が出てくる(周囲と違うことに気づき始める) □ 感情を表に出せず、急に爆発することがある □ 相手が嫌がることを執拗にする □ 自分が一番でないと気がすまない □ 余計なひとことを言ってしまう   中学生のチェックリスト □ 自己主張が苦手、または逆に場にそぐわない主張をしてしまう □ 集団での付き合いに疲れてしまい、孤立しがち □ SNSやLINEなどでのやりとりからトラブルになりやすい □ 進路や将来の話が理解しづらい、想像がつかない □ 不安やうつ症状が出てくることがある □ 見た目の幼さ・動作のぎこちなさが目立つ □ 同世代と興味の対象が合わない(幼い/極端にマニアックな趣味など) □ 自分の特性に気づき、自己否定的になりやすい □ 白黒はっきりさせないと気が済まない □ 性自認が一致しづらい □ 過度な完璧主義 □ 疑り深かったり、過剰に攻撃的になる □ だまされやすい □ 気分の波が激しい   3.各年齢のADHDのチェックリスト 0歳のチェックリスト □ 睡眠が極端に浅く、何度も起きる □ 抱っこで落ち着かず、体をそらすことが多い □ 手足をバタバタと常に動かしている □ じっとしている時間が極端に短い   1歳半のチェックリスト □ 歩き回ってじっとしていられない □ 危ないことを何度止めても繰り返す(衝動的) □ 落ち着いて遊ぶ時間が短い □ 気が散りやすく、遊びが次々変わる □ 強く叱ってもあまり反応せず、同じことを繰り返す   3歳のチェックリスト □ 順番を待てない、列に並ぶのが苦手 □ 勝手に走り出す・外で目を離せない □ 遊びを途中でやめてしまう、集中が続かない □ よく転ぶ・落ち着きのない動きが多い □ かっとなって手が出てしまう □ がまんすることが苦手   小学校低学年 (6歳、7歳、8歳) のチェックリスト □ 授業中、座っていられず立ち歩く □ 宿題をやり忘れる/持ち物をしょっちゅう忘れる □ 話の途中で口をはさむ □ ケアレスミスが多い(見落とし、書き間違いなど) □ やるべきことを順番にこなすのが難しい □ 整理整頓ができない(机の中・ランドセルがぐちゃぐちゃ) □ 衝動的に怒ってしまい、人間関係でトラブルが多い □ 作業の優先順位が立てられない □ 宿題や時間管理が極端に苦手 □ おしゃべりが止まらない/静かにすべき場面でも話す □ 聞きもらしが多い □ 人のはなしを聞いていないように感じる □ へらへらしているように見える   小学校高学年 (9歳、10歳、11歳) のチェックリスト □ 長時間の課題(作文、図工など)に集中できない □ 話を最後まで聞けず、自分の思いつきで話す □ 時間管理が苦手で遅刻・忘れ物が頻繁 □ 身体は落ち着いていても「頭の中がざわついている」感じがある □ 人とのトラブルや叱られる経験が増え、自己否定感が強まる □ 「やるべきこと」を後回しにしがち(先延ばし) □ 親や先生から「何度言っても聞いてない」と言われる □ 感情の爆発が激しく、後悔することが多い □ 忘れ物・失くし物が日常的 □ 計画的に動けず、場当たり的な行動が目立つ   中学生のチェックリスト □ 授業中、ぼんやりしていて話を聞き逃すことが多い □ 宿題・提出物の忘れが頻繁 □ ケアレスミス(計算、漢字、記号の抜けなど)が目立つ □ 集中力が続かず、ノートやテストで空白が多い □ 勉強の段取りや優先順位を自分で立てられない □ 提出期限を守れず、締切ギリギリまで手をつけない □ 自信を失い、「どうせ自分はできない」と思いやすい □ 注意されすぎて、家庭や学校で孤立している □ イライラ・モヤモヤ感が常にあり、自己肯定感が低い □ SNSやゲームへの依存傾向がある(刺激を求めやすい)   4.強みチェックリスト 発達障害というと、成長がゆっくり・かんしゃくが多いなどのネガティブな情報も多いですが、 困り感 と同じくらい 強み をもつお子さんも、たくさんいらっしゃいます。 そういった 強み をいかに伸ばしていくかという点も、困り感を解消するのと同じくらい大切です。また成長とともに、困り感がいつしか強みとなっていったお子さんも。それぞれの強みとなりえる特徴を、みていきましょう。 ASDの強み  ●勝ち負けにこだわる ⇒ 負けず嫌いが功を奏して、アスリートに  ●聴覚過敏 ⇒ 繊細な感性をいかして、ミュージシャンに  ●反復行動が好き ⇒ 技術を磨いて一流の職人に  ●数字に対するこだわり ⇒ 好きが功を奏して数学者になり未知の数式を導きだす  ●受け身のASDでなかなか自分の思いを伝えられない ⇒ メンバーの聞き役として誰からも好かれる  ●空気が読めない ⇒ 周囲の目をきにせず、既存の常識にとらわれずに活躍できる   ADHDの強み  ●多動 ⇒ 次々と新しい技術を生み出すクリエイターに  ●多動 ⇒ 活動性をいかして、複数の職をかけもち  ●多動 ⇒ 快活さをいかして、クラスのムードメーカーに  ●不注意 ⇒ おおらかで、他人のミスにも寛容でいられる   5.おうちでの接し方のポイント 発達特性をもつお子さんは、繊細なお子さんも多いため、接し方によってお子さんの長所を最大限引き出すことができます。 接し方のポイントには、以下のような点が挙げられます。 ASD傾向のお子さんに対する接し方  ●かんしゃくを起こしているときは、1人になれる空間でクールダウンを促す ●振り返りで、本人にとって何が嫌だったのかなどを明確にする ●困っているサイン を周囲が見逃さないよう観察する   ADHD傾向のお子さんに対する接し方 ●いけないことやしてほしくない行動をしている場合は、注意ではなく、無視をする ●危ない行為を注意する際は、端的に短く ●望ましい行動ができたら、すぐにほめる    無理に「みんなと同じ」を目指さないことの大切さ 大切なのは、お子さんの性格を理解し、その子らしい成長を見守ること。 無理に「みんなと同じ」を目指すことは、お子さんが委縮し、自信を失ってしまうことにつながります。 不得意を少し克服し、得意を伸ばすことで、自然と自信と笑顔が育っていきます。 6.相談する目安 相談する目安は、 お子さんやお母さんが困っているか だと考えています。ご本人が現状に満足し、自信をもって毎日を送っていけていれば、相談は不要です。 けれども、特性のために毎日 叱られて しまっていたり、孤立してしまったりなどの 不適応 があれば、相談することで、療育などのサポートにつながり、それが本人の自信へとつながっていきます。   早いうちにサポートを入れることが、ある種のレッテルを貼られるように感じる親御さんもいらっしゃるかもしれませんが、小さいうちから療育などのサポートを、 お稽古の一環 として取り入れることで、お子さんが大きくなって別のサポートが必要になった際も、良好な受け入れへとつながりやすくなるメリットもあります。   また大きくなる過程で、傷つきが積み重なってしまっていると、本人の 自尊心が低く なることで、「反抗挑戦性障害」などの 2次障害 に至ってしまう例もすくなくありません。   そのためにも、ご両親が本人の困難感に気づかれた場合は、早めに一度ご相談いただくことをお薦めします。   そうは言っても相談することに抵抗感が高い方は、相談することのハードルや大切さをまとめた、次の記事もぜひ読んでみてください。             ⇒記事リンク  7.診断のしかた (1) どこで診断を受けられるの? 発達障害の診断が受けられる場所には、以下のような医療機関があります。 ● 小児科(神経科・小児精神・小児発達) → 子どもの発達を専門にしている医師が在籍。0歳から15歳(中学3年生)までを対象としているクリニックが多いです。   日本小児科医会が作成しているアプリ「育ナビ」では、お近くの「こどもの心の相談医」を探せますので、活用してみて下さい。   ● 児童精神科 → 精神科は一般的に16歳(高校生)以上を診察対象としているクリニックが多いですが、児童精神科では小学生や中学生も診察されているところも多いため、受診前にホームページなどで確認すると安心です。   ●一部の心療内科 →診断まで対応していない場合もあるので、要確認。 小児科を受診するのか、精神科を受診するのかは悩まれると思います。 あくまで一般論ですが、小児科の先生方は、お子さんの一般的な発達に関しての知識が深く、精神科の先生方は発達障害以外の精神疾患や、抗精神病薬などの知識に精通していらっしゃいます。 そのため、お子さんの年齢や症状によって、受診先を考えてみるというのも一つだと思います。     (2) 診断のながれ        病院によって違いはありますが、おおまかな流れは以下の通りです。 初診予約(紹介状が必要な場合も) 問診(親との面談 ・ お子さんの様子の観察) 発達検査・知能検査(WISCなど) 診断結果の説明と今後の支援方針 ※診断には 1~3回の通院 が必要な場合もあります。   (3) 費用はどれくらいかかるの? ●診察料・検査料 →保険診療内でおこなわれる場合が多く、 3割負担で3,000円〜5,000円前後/回 が一般的ですが、 別途初診料や予約料など がかかることもあります。(乳幼児医療証が使える自治体では、自己負担ゼロのことも) ●発達検査(WISC、新版K式など) →保険診療対象となることが多く、 3,000円〜10,000円程度 (病院により差があります) →心理士による詳細なレポートが出るものは、別途料金がかかる場合も。 ●自費診療の場合 →一部のクリニックでは 完全自費診断 を行っており、 1〜5万円 かかることもあります。(待機が短く、早く診てもらえるメリットも) (4) 受診の際のポイント ✓ 予約は早めに!(人気の病院は数ヶ月待ちも) ✓ 普段の様子や聞きたいことを簡略化したメモを持参すると◎ ✓ 母子手帳・園や学校からの記録があると参考になりやすい (5) 診断を受けるメリット 診断を受けるには、以下のようなメリットがあります。   ● お子さんの得意・不得意を客観的に理解できる ● 必要な支援(療育・福祉サービス)につながりやすくなる ● 診断がつくことで、見通しがたちやすくなる ● 親御さんの気持ちが整理される   診断は「ラベル」ではなく、「サポートの地図」になるものです。 その地図をもとに、お子さんが健やかな人生を歩めるように、手助けをしていきましょう。 8.治療はどうなるの? (1) 環境調整 お子さんの場合は、環境を整えてあげることで症状が落ち着くことも多いため、まずは環境を整えることを優先します。 例:集中力が続きづらい場合、学校の席を前の方にしてもらう、加配の先生をお願いする。 音に敏感なお子さんには、イヤーマフなどのアイテムを試してもらう。   (2) 行動療法 (SST・ペアレントトレーニング・ABA・認知行動療法) 発達障害の支援には、社会的スキルを身につける「SST(ソーシャルスキルトレーニング)」や、親御さんが効果的な関わり方を学ぶ「ペアレントトレーニング」などがあります。 SSTでは、あいさつや順番待ち、気持ちの伝え方などをロールプレイで練習することで、対人関係のスキルをみにつけることができます。 一方ペアレントトレーニングは、お子さんの行動を理解し、褒め方・叱り方・環境調整の方法を学ぶことで、親子関係のストレスの軽減に役立ちます。 これらを併用することで、お子さんの社会適応力が高まり、安心感が増すことが期待されます。   (3) 内服 これらのサポートを始めた後も不安定な状態が続く場合は、就学前は漢方、就学後から抗精神病薬などの処方を検討していくことがあります。 処方薬は、メリットもありますが、副作用というデメリットも存在します。 また、投薬がすべてを解決してくれることはありません。 そのため、一般的には、 年齢や症状の重さ、生活への影響の度合い をもとに、内服すべきか慎重に判断されます。 9.一人で悩まないで  女性専門医にオンラインで相談できます 私は、発達障害は「病気」ではなく、あくまで 「個性」や「気質」 だと考えています。 誰もが得意・不得意を持っているように、発達障害のある子どもたちにもそれぞれの個性があります。 それぞれのお子さんの個性を知ることは、「その子らしさ」を理解し、その子がすくすくと育っていける環境を整える支援につなげるための出発点です。大切なのは、「困っていることがある」=「支援が必要なサイン」として、早めに気づき、その子に寄り添うことです。 実際私も、それぞれの成長過程で必要な関わりを提供してあげることで、お子さん達がぐんぐん成長していく頼もしい姿を拝見してきました。   そうは言っても、いきなり病院に行くのには抵抗感や不安があると思います。そんな場合は、まずご相談いただき、各年齢のお子さん方のつまずきやすいポイントや、親御さんの不安をお話いただき、お子さんに必要な支援を一緒に探っていけたら嬉しいです。   大切なのは「早く診断をつけること」ではなく、「その子に合った支援につなげていくこと」。その一歩として、いろいろなツールをうまく活用していきましょう。 まずはお気軽に、私たちの「女性専門医によるオンライン相談」をご活用ください。 ご家庭にいながら、安心して話せる場をご提供しています。 👉 [ オンライン相談の予約はこちら(リンク) ]

発達障害はいつわかる?年齢別サインと診断の流れを専門医が解説

発達障害はいつわかる?年齢別サインと診断の流れを専門医が解説

「発達障害って、いつわかるものなの…?」 「まだ小さいし“個性の範囲”なのか、相談するべきなのか判断がつかない」 多くの親御さんが抱えるこの疑問。 実際、発達障害は 乳児期に気づかれる ケースから、 中学生になって初めて分かる ケースまで幅広く、年齢によってサインの現れ方も大きく変わります。 本記事では発達専門医の視点から、年齢別で見られる初期サイン・診断の流れ・どこに相談すべきかを、分かりやすく解説します。 目次. 1.   「発達障害はいつわかるの?」 1-1. 乳幼児期~小学生・中学生まで幅広い診断のタイミング 1-2. 発達障害の診断が早くなっている背景 1-3.「育てにくい」「他の子と違う」けど様子を見るべき? 2.  発達障害は何歳で分かる?年齢別に見られる初期サイン 2-1. 乳児期(0〜1歳):視線が合いにくい、指さしがない 2-2. 幼児期(2〜5歳):言葉の遅れ・こだわり・集団行動の難しさ 2-3.  小学生:学習面・友だち関係・生活面のつまずき 2-4. 中学生:不登校・情緒不安定・集団生活での困難 2-5. グレーゾーンは「はっきりしないまま」大きくなることも 3.  発達障害が分かるきっかけとは? 3-1. 保育園・幼稚園の先生から指摘される 3-2. 小学校の学習のつまずき・行動の偏りで気づく 3-3. 中学生での診断が増えている理由 3-4. 家庭だけでは判断しにくいケースとは 4.  発達障害の診断はどこで受けられる? 4-1. 小児科・児童精神科・発達外来の違い 4-2. 検査内容(発達検査/知能検査/行動評価) 4-3. 「発達障害 診断 どこで?」 4-4. 受診前に準備しておくと良いこと 5.  中学生で初めて発達障害が分かることは珍しくない 5-1. 小学生までは「努力」で隠れてしまう特性 5-2. 思春期のストレスで困りごとが表面化 5-3. 不登校・気分の落ち込み・人間関係のトラブルとの関連 5-4. 中学生での診断のメリット・デメリット 6.  発達障害ではなく「環境要因」の場合もある 6-1. 家庭環境・学校環境のストレス 6-2. 心身の不調が発達障害に似ることも 6-3. 専門家が見極めるポイント 7.  早めに相談したほうがいいサイン 7-1. 生活に支障が出ている 7-2. 家庭で対応しきれない 7-3. 子どもが自信を失っている 7-4. 親がつらくなってきている まとめ: 一人で悩まないで 女性発達専門医によるオンライン相談のご案内 1. 「発達障害はいつわかるの?」   発達障害はいつわかる? その答えは、 「いつでも診断される可能性はある」 となります。 近年、大人の発達障害という言葉も聞かれます。 なぜ大人になるまで診断されなかったのか。 それは、診断されるまで大きな困難にぶつからなかったからだと思います。 頻回の対人関係のトラブルや、学校生活についていけないなどのサインがあれば、受診→診断→サポートと繋がっていきますが、困りごとがなければ診断は必要ありません。 (1) 乳幼児期~小学生・中学生まで幅広い診断のタイミング 発達障害は、どの年齢でも気づかれる可能性があります。 乳児期(0〜1歳) :視線が合いにくい、指さしが少ない 幼児期(2〜5歳) :言葉の遅れ、こだわり、集団行動の難しさ 小学生 :学習のつまずき、友人関係、生活面の困りごと 中学生 :不登校、気分の落ち込み、対人関係のストレス 日本小児科学会や厚労省の調査でも、「発達障害は低年齢で見つかることが増えている」と指摘されています。 ただし、 受け身のASD や 不注意型ADHD は小さい頃に見逃されやすい という臨床的な傾向もあります。 (より診断を詳しく知りたい方は、 こちらの記事 もおすすめです。) (2) 発達障害の診断が早くなっている背景 診断年齢が早くなっている理由としては、 保育園・幼稚園での早期支援の普及 発達検査(新版K式、WISCなど)の一般化 情報の増加 医療・支援機関へのアクセスの改善 などが挙げられます。 (3) 「育てにくい」「他の子と違う」けど様子を見るべき? “様子を見る”ことが悪いわけではありません。ただし、頻回のトラブルなど 生活に支障が出ている 場合は早めの相談が得策 です。 その理由としては 1.子どもの自己肯定感が下がる前に対応できる。 2.親の適切な接し方が早く分かり、ご両親の育児の負担が減る。 などがあります。 2. 発達障害は何歳で分かる?年齢別に見られる初期サイン (1) 乳児期(0〜1歳):視線が合いにくい、指さしがない この時期に見られやすいサインとしては以下があります。 目が合いにくい あやしても反応が薄い 興味の対象を共有しようとしない 指さしが出ない ただし、乳児期での判断は難しく、あくまで 「気になるサイン」 として扱われます。 (2) 幼児期(2〜5歳):言葉の遅れ・こだわり・集団行動の難しさ 幼児期は発達障害が最も気づかれやすい時期です。 言葉の遅れ/会話が一方的 こだわりが強く切り替えが苦手 親の指示が入りにくい お友達とトラブルになりやすい パニックを起こしやすい 園の先生が指摘してくれることも多く、診断へのきっかけになります。 (3) 小学生:学習面・友だち関係・生活面のつまずき 幼児期には、あまり目立たなかったお子さんでも、学校生活がはじまることで 特性が見えやすく なることがあります。 読み書き計算のつまずき(LD) 忘れ物・ミスが多い(ADHD) 1人で過ごすことが増える(ASD) 宿題が全く進まない 生活リズムが整えられない (4) 中学生:不登校・情緒不安定・集団生活での困難 中学生の相談は年々増えています。 理由としては、 思春期の始まり に加えて、近年の 人間関係の複雑化 により、それまで目立たなかった 特性が目立つ ようになるからと考えられます。 症状としては、以下のような例が挙げられます。 不登校 聴覚過敏などの増悪 自信の喪失 過度の完璧主義 疲れやすさ、情緒不安定 友人関係の悩みが深刻化 (5) グレーゾーンは「はっきりしないまま」大きくなることも グレーゾーンのお子さんは、 特徴はあるが診断基準を満たさない 環境や支援が合えば困りごとが減る 反対に、合わないと困り感が爆発する という特徴があり、親が「判断しづらい」と感じやすい層です。     3. 発達障害が分かるきっかけとは? (1) 保育園・幼稚園の先生から指摘される 園の先生は多くの子どもを見ているため、違和感などにも気づきやすいと考えられます。 (2) 小学校の学習のつまずき・行動の偏りで気づく 特にLD(読み書き・計算の困難)は、入学後に明確になります。 (3) 中学生での診断が増えている理由 小学生までは努力でカバーできていた 集団生活が複雑化する 思春期のストレスで特性が顕在化 (4) 家庭だけでは判断しにくいケースとは 外では頑張る「カメレオンタイプ」 繊細で過剰適応してしまい、疲れ果ててしまうケース 学力が高くても、対人関係などに機能不全がみられるケース 4. 発達障害の診断はどこで受けられる? (1) 小児科・児童精神科・発達外来の違い 特徴 小児科 かかりつけの先生は幼少期から診察しているため、相談しやすい 児童精神科 情緒面・精神状態の詳しいアセスメントに精通 発達外来 発達検査などを通じ、お子さんの状態を評価 (2) 検査内容(発達検査/知能検査/行動評価) 新版K式発達検査 WISC(6歳~) 行動観察、教師からの情報を元に評価 (3) 「発達障害 診断 どこで?」 最初に迷ったら、 「小児科 or 発達外来」  → 必要に応じて児童精神科に紹介となるケースも多いです。 (4) 受診前に準備しておくと良いこと 困っている場面のメモ 先生からの指摘 生育歴(いつ話した/歩いた など)   5. 中学生で初めて発達障害が分かることは珍しくない (1) 小学生までは「努力」で隠れてしまう特性 小学生までは、人間関係や勉強もそこまで複雑ではないため、軽度の特性であれば、本人の努力や周りの配慮などで強い困難感には至らないケースも多くあります。 しかし、中学生での環境や友達の変化が及ぼす影響は大きく、不適応となることが多々あります。 (2) 思春期のストレスで困りごとが表面化 先ほど説明しましたが、詳しくは、 テスト 部活 友人関係 SNS などのストレス要因が挙げられます。 (3) 不登校・気分の落ち込み・人間関係のトラブルとの関連 中学生の不登校の背景に、発達特性が潜んでいることは多いです。 発達特性をもつお子さんは、うつなどの気分障害を併発することも多く、注意が必要です。 (4) 中学生での診断のメリット・デメリット メリット 対応の方向性が明確になる 本人が「自分のせい」と思わなくなる デメリット 幼少期に診断を受けていたケースに比べて、本人がなかなか診断を受け入れられない 診断が、自信喪失につながる場合も 6.  発達障害ではなく「環境要因」の場合もある (1) 家庭環境・学校環境のストレス 親御さんの多忙や介護などの家庭環境、学校の雰囲気や部活などもお子さんの精神状態には 大きく影響 します。 そのため、お子さんの症状の経過や家族歴なども含め、詳細な聞き取りの中で特性かどうかを慎重に判断していく必要があります。 (2) 心身の不調が発達障害に似ることも 例:睡眠不足、適応障害、虐待など (3) 専門家が見極めるポイント 一貫した特性か ストレスに反応した症状か 発達の偏りがあるか 7.  早めに相談したほうがいいサイン ● 生活に支障が出ている 例:学校に行けない・家庭での大きな負担 ● 家庭で対応しきれない 怒る・叱る以外の方法が分からないとき ● 子どもが自信を失っている 「どうせ自分なんて…」が続く場合 ● 親がつらくなってきている 親の限界も大事なサインです。 まとめ: もし気になることがあるなら…   専門家への相談を お子さんの様子を見ていて、「少し気になるな」「周りとちょっと違うかも」と思ったとき、親御さんとしては悩みますよね。 多くの場合、お子さんの発達には、得意・不得意の偏りがあることは珍しくありません。 「様子を見ていていいのか」「どこに相談すればいいのか」「話しても大丈夫なのか」——その迷いに、専門家の視点が役立ちます。 当サイトでは、子育て中の親御さんからの声を受け、 女性の発達専門医によるオンライン相談 を行っています。 自宅から気軽に相談できる、 診断ではなく「まずは理解する」 ことが目的のため、初めてのご相談でも安心です。 「ちょっと聞いてみたい」「発達の偏りかどうかを知りたい」 そんな気持ちに、丁寧にお応えします。 まずはお気軽に、私たちの「女性専門医によるオンライン相談」をご活用ください。 ご家庭にいながら、安心して話せる場をご提供しています。 👉 [ オンライン相談の予約はこちら(リンク) ]

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相談当日

相談開始の5分前までにZoom
ミーティングにご参加ください。

代表の想い

私はこれまで、福祉・教育分野で子どもや家族を支える仕事に携わってきました。多くの保護者の方と出会う中で、「誰にも言えず抱え込んでいる不安」がどれほど重いかを知りました。

「発達が気になるかも」という小さな声を、まず受け止めたい。そして、専門的な知見を土台に、ママたちが安心して相談できる場所をつくりたいと考えています。

一人ひとり違うお子さまの特性に向き合いながら、日々の不安を少しでも和らげる存在になれたら嬉しいです。

代表写真
笑っている子供
笑っている子供

まずは一歩踏み出してみませんか?

「小さな“気になる”からで大丈夫。
お子さまやママの想いを、まずはお聞かせください。
オンラインで、顔を見せずに気軽に相談できます。
話すだけで、きっと心が軽くなるはずです。」

まずは一歩
踏み出してみませんか?

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